『発達障害は治りますか?』のメモ

 

 

 


・治りやすそうなものなら治す

症状が「揺らいで」いるものは変わりやすい

 


・(命に直接語りかける言葉とは、オノマトペ・擬音だなと気づいた)

・悪い時の症状の中に、本人の可能性がある。

症状の中に治ろうとする力が働いている

 


・みな多重人格、その人格がしていることは通常は知っている。解離性の場合は、その繋がりが絶たれている。だから本人が何をしているかを知ることが1番。訳あって生まれたもの。

 


・幼稚園時代にあったもので、今は使われてないものはないだろうか?と考えてみる

・小さい頃,,畑や海で育ったひとは、今もそのような環境をこしらえてみる

 


・準備が整ったあとに、フラッシュバックの記憶を色々な人に話していくことがptsdの治療になる。取り扱える記憶となる。

 


「それは治療方法だと思うのだけれど、その治療効果はどれくらい持続しますか?」「どんなときにした方がいいの?」と訊く。あとは代わりの行為がないか相談してみる。

 


・自分の脳で解決策を見つけるのが一番

 


・「その空気を読める能力は、かつてどのような機能として発揮していたんだろう?」

 


・克服ではなく、全部活用と考えてみる

 

 

 

聖霊の球体をつくり、そのバリアから感情や声、邪気がぶつかり中まで通さない。必要なものだけ、意味だけが通る。イメージをする。

 


・希望が入り込む余地が減る言葉は使わない、増える言葉を使う

 


・自分で工夫する意欲は成功体験というフィードバックで返るようにする。でなと工夫の意欲がなくなってしまう

 

 

 

・「関わりたくない人は無理して関わらなくていい。でもいることを認めてくれ。攻撃しないでくれ。関わりたい人は友達になっておくれ」

 


・相手のわがままへの対処。自己省察を促す治療でもある。

「その要求はあなたの本質から出てきたものなの?それとも一時の気まぐれですか?あなたの本質から出てきたものなら、これからもそれを維持してゆくことであり、社会の中でどうそれを生かしてゆくか考えてみてね」

「あなたは今ご飯を忘れて本を読んでるけど、これからもそういう人生を送るつもり?」→うん→握り飯でも作る食べながら読むことを許可

 


・自己省察を促す治療とは、今巻き込まれてる世界から、観察者という健康な部分を誘い出してこちらに救い出す操作。するとその観察者は冷静だから、混乱している自分をみる。

観察者を救い出す方法として関わらなくて「それはあなたの本心なの?」という問いになる。

 


・褒められてセルフエスティームが上がるのは二歳児まてで、三歳児になれば褒めは束縛感を感じるようになるを外側からの価値観を植え付けられてるような感じ。

 


・「子供が何か達成した時に、急いで褒めないでね」

本人が喜んだらその喜びは正しいし後は共有するだけ。先に褒めない。

・能動的に取り組むことによって生まれた自信は、達成できた喜びは、何かあった時に本人の情緒を下支えする。

 


・感情を載せないコミュニケーション、「よかったね」は使わず「私はそれを聞けて嬉しいなあ」の雰囲気。

 

 

 

・精神療法の到達点は、自己実現

生来の資質が出来るだけ開花すること。伸び伸び、寛容になり、硬いところが柔らかくなっていく 

 


・大きな夢をフラクタルで小さくして、今日一日の小さな部分としてやってみることをするとよい。大きな目標の縮小版。やってみたらできた感をつくる

 


・その瞬間準備にでてくる喜びが、外側から押し付けられた価値観とあまり縁のない喜び、充足感であったときには、喜びがピュアなものである。

そのために

「朝起きたら今日は何したい?何かしたいことあるかな?も何度も何度も自分に聞いてみる。今日何したいか答えが出なかったら、今から起きて朝ご飯までの間に何々したい、とか小さく小さくしてみるんです。何かしたいことがあったらしてみて、それを毎日やっていく」

すると内なる促しによって行動するという習慣ができる

 

 

 

・「出来るようになった」という感激の喜びはとてつもなく大きい

 


・何のための行動なのか、訓練なのかを種明かしすることで意欲か増す。治療を受けるものには未来という概念を教えたほうがいい

 

 

 

・知識を知らせないで開示しない、というのはマジック,手品のようなことをしたいと思っている。それは支配につながる。あと知識というのはミステルの領域だとも思う。隠す、ことが力を,持つ。力を持ちたい人は知識を開示しない。

 


統合失調症の人は、心の病気といわれるよりも脳の病気と言われるほうが好ましい。責任が軽くなったと感じられるから。腑に落ちることが,必要な脳。

 


・手首から先を使う複雑な仕事は、健康にも脳にもいい

 


発達障害を見分けるひとつの指標は、表情の少なさ

 


・発信を練習することで、受信も上手くなる。受信を上手くできるようになればと思いがちだが逆である。

 

 

 

・一人芝居、身体を使う、役を掴むという報酬、セリフの裏にある流れてる意思を読めるようになる。メンタライズの訓練としてもよさそう

 


・検証法の見つかってない代替医療は、「最先端の実験医療」と考えてます、ぼくは。やってみないと分からない

 


・臨床から研究の出てきてない研究は無意味。

 


・「気持ちいい」を増やしていくだけではなくて、色々な困難に挑戦していくことがやがて「気持ちいい」となるところを目指す

 


・治療者は、相手の人生が、少し先の未来が「よりよい体験」になることを願ってます。

 


発達障害は発達する

・能力の凹凸