プロカウンセラーの聞く技術(東山)メモ

 

 

 

 

・聞き手のみだと疲れる、

聞き手になった時の疲れは、話し手になった時に解消される。ききてと話してを交代するなら疲れにくい。

 


・心を打ち明け、心から聞いてくれるひとには弱い。被暗示性が強くなることを覚えておく

 


・集中して聞くと話し手は癒されます、ただ同時に無防備にになりますので、相手の心を侵襲する危険を孕んでます

 


・直接非難されても、相手の意見として捉えて、応答をする。伝え返したりする

 


・相手の意見に賛成できなくなってくると、相槌もできなくなってくる。なので自分の相槌を注意深くチェックしてみる

 


・「わかる」という相槌は策動を引き起こしやすいので、使わない方がいい

 


・(相手が話したいことを話させ、話したくないことを話させない配慮をもっと磨きたい。話の流れのままに逆らわず任せる、なるがままに、

 


・どこかで会話を切り上げたら、それに乗じる。

誤ってその先を続けると二人の関係が危うくなってしまうので

 


・(話を深めないやり方が書かれているが、自分の方向性ではないと感じる。たしかに大切なものだとも思うが)

 


・(普遍性ある、一般化したもの、「多くの人は」というよりも「私はこういう体験をしてこう感じた」という言い方に置き換えてゆく)

 


・自分のことを話さないことで、侵襲性を下げ、相手が話す機会を増やしている

 


・自己解決を妨げるのではなく、促す

 


・聞くことが最大のケアになるよつなききかたとはなにか?

 


・聞かれたことにしか答えないのパートで、質問されても「そうね」と言って間を置くことを推奨されるが、もっといいやり方がありそう。

 


・どんなに前置きをしても「放った主張の威力は減じない」のである。なので前置きよりもこれから言おうとしている主張を本当に言っていいのか?の視点が必要。

 


・学びたいか学びたくないかを決めるのは、当人の心である

 


・教えるより、教えてもらう態度でいる

 


・「相手の話は相手のこと」と心から思えると、よく聞けるようになる

 

 

 

・質問するのではなく、listenせよ

(質問や尋ねる行為は侵襲性がどうしても高くなるのと、得られる情報がその質問に限定されるデメリットがある。メリットは「視点を開く」ことがある)

 


・話し手は聞き手の人間性を確かめているため、対等でないと感じると会話は止まる。対等だと感じると対話は広がり深まる。

 


・抗議や愚痴に対しては言い訳せず、じっくり聞いて謝るべきところをしっかり謝る。償う必要があるなら償う。そうすると以後その人との関係が良くなる

 


・もし約束を自分が破ってしまったら、相手が何によって償ってほしいかを訊ねて、実行する

 


・みだりに約束しない

 


・本書では聞き方の極意を、相手中心だと語る。相手を中心にした聞き方。

 


・聞き出そうとしない、流れのままに相手が話すのを待つ

 


・事実を聞き出すようなことはしない

 


・「話が飛ぶ」「筋を微妙にずらす」「矛盾する話」

話が飛んでも矛盾してもそれを指摘せず、飛び続けるのを任せる。そのうち思考の筋が見えてくるから安心していい

 


・肝心の話が出てこなくても、出て来るまで待つ

 


・したくない話ほど前置きが長いので、十分に前置きをさせてあげる

 


・秘密や抑圧していたものは明らかになると風化する。発掘し話すとそれは力を持たなくなる。そしてそれはその秘密を大切に扱われた時に生じる。うまく秘密が開かれた時、成長の道もまた開かれる。(へたをすれば破壊となってしまう)

 


・秘密はその内容に加え、「言えないこと自体」がとても重要。言ってしまえば明らかとなり本人に変革を迫って来る。

 

 

 

・自分が病気にもならず、相手を破壊することを楽しむ人は、人の秘密を知りたがる

 


・人はなぜ聞き上手になりたいのか? 今のわたしの答えなら人を癒したいから。

 


・名乗りはまず自分から名乗る

『どこへ行こうか、心理療法』のメモ

どこへ行こうか、心理療法 

 

 

 

・「その質問はあなたの意欲が込められてるから、その質問を忘れないよういつも持っておくと、きっといいよ」と言う。

 


・ヴァイザーとヴァイジーが出会い、その時に教えられる者はどんなイメージを持つか、ヴァイザーはどんなイメージを彼に与えられるかが一番重要です。ヴァイザーの現実はもうほとんど関係なくて、あとは教えられる者が持つイメージをどう伸ばしていき、臨床で役立てられるか。

 


・出会った関係に別れはない。これはイメージとして生き続ける、不在の他者、絆の現実としてみると、いつでも「あの人ならどういうだろう?」と想起すること。別れたなら本当に出会ってないのかもしれない。

 


・ネガティブな事を言っている人には

「それがネガティブであるということの本質は、それとあなたとの関係が良くないことなので、どんなふうに関係が良くないかということを考えてゆくと、答えが見つかることが多いよ」

 


・崩壊することで新たな境地へと開かれるし、崩壊したものはそのリソースとなる(感想

 


・「〜のときみたいだ」は、想起、思い出した体験を語っている。フォーカシングの体験。

 


・相手と自分の関係の中に精神活動があり、そこに全部投入しているから、関係がなくなるとさーっと消える。けれど余韻だけが残る。(患者さんの名前と顔を忘れてしまう時があるが雰囲気は覚えている文脈)

 


・「グロリアと3人のセラピスト」という録画テープ

 


・『心理臨床の学び方』2015

 


・「ね。」という応答の仕方、いいね。

 


心理療法の根幹は「出会い」、だれかに「出会ったな」と感じること、とき。

 


・気持ちと行動をセットにして、信念と体験をセットにする。(ふと思いついた事)

 


・何かを探してるけど見つからなくて困ってる人に「もうちょっとゆっくりやればいいよ」という声かけは、「ボクが自分で決めるのをちゃんと待ってくれた」というやさしい体験を育む。

「早く伸びろといって引っ張ると、芽が枯れるよ」(中井久夫)ひさお

 

 

 

 


・あれから◯◯に近づけていない。鉱脈がないんだな、という表現おもしろい。堀探ろうしたり、掘り当てられたりするのはそもそもその人にそれへの鉱脈があるからという発想だと思う。

 


・「行ったら何かが生まれるよ」「行ってみたら何かわかるよ」と言う誘いかけは未来的。

 


・臨床家のいちばん大事な点は、セオリーを守ることではなく、役に立つこと。実際に役に立たなければ変えていけばいい

 


・自分でやってみて、新しいものが生まれてくるかを見守ってみる。

 


・「自分にとって大事なことはやってみろ」と「自分はどう感じるのか」ということ。

 


・できないことは、「そんなものだ」「それでいいのだ」「仕方ない」という感覚、境地。

 


・自分にできないことは仲間に頼む。

 


・グループの凝集性ではなく、隣の部屋にいても参加している、出たいときにでていって戻りたい時に戻ってくる、何もしなくてもそこにいることが参加していることを承認する在り方が大切なのではないか?

 


・「今あなたの関心はどこにあるのですか?」

自分のやりたいことに触れたら、研究でも何でもどうしてもやりたくなる。

 

 

 

・文字言語はふへんかに存在することを願われたものだから、自身に内在化した場合、動かないものとなる。なのでその文字言語を変化させるには、別の文字言語との格闘が必要になってくる、

 


・非言語精神療法は、文字言語の学習で窮屈になってる命の方にエネルギーを与える活動。

 


・文字言語は目的と手段がかんたんに乖離する。だから目的と手段が一致した行動は最高に健康的。

 


・本人の志を感じながらそれを大事にする。自分のことをポジティブにイメージ化されるよう場を作って、あとは本人に学ばせるようなイメージ。

 


・そろそろ「出会い」についても考えていいかもしれない

 


・フェルトセンスの瞬間に若干生体がかわる。

 


・言葉よりも「感じ」を大切にする。自由連想の内容ではなく、その感じ。

 


・最後まで何かしてやらなくてはいけない、というのはいらないお世話。

やれるようになるまではある程度面倒見なければいけないが、最後まで治療しなくていい。

 


・心に不調が現れれば、身体にも不調が現れる。

肩こりがなおれば心も生き生きしだすように。

 


・どこまで面倒を見るのかが大事、「余計なことをしてくれるな」というポイントに耳を澄ませる。

 


 

『精神療法でわたしは変わった』メモ

 

 


・”感じ”を大切にして、それを無理に言葉にしないようにする。椅子の距離や感覚を伝えたり返すことは、ずいぶん話した気持ちになる。会話はしていなくても心の交流。

 


言葉にしないで、悩みを離さずとも問題に触れることができるやり方。

・秘密の小瓶のワーク

→わたしだったら社会的地位が低い事かな?

→置き場所は前方ちかく

→どの場所だと良いか?は自分自身と溶け合わせること、という閃きがあった

 


・秘密にしたいような問題は、どこか収まりの良いところを探している。心の希求性。

 


・その場所がフィットするかどうか、気持ちいいかどうか、そうじゃないなら別の場所や病院を探そう

 


・ドタキャンもあり、話しても良いときに話す、ことが相手の自己感覚を細やかにしていく

 


・自分にとってしっくる来る言葉や言い回しを大切にする

 

 

 

・あなたが今抱えている問題で、いちばん苦しい問題を、まずは一つ選んでみてください。「こんな感じがある、あんな感じもある…」とゆっくりと、確認してみてください。大まかに確認できたら、首を縦にふって合図をしてください。(言葉にしない配慮)

→その自分から、霊体を抜くように抜いてみる。そして眺める良い位置を探してみる

→問題を抱えている元の自分を、霊体が眺めて、素朴な声かけをしてみる。大変ねとか。そしてその素朴な声かけにうんと深く頷いてくれる言葉を探す。

 


・最悪な時と今を比べてどうですか。今が少しマシなら、わたしはそのマシを大切にします。そのマシをゆっくり積み重ねていって良くなってゆく

 

 

 

・コピー用紙の八分の一、あなたが悩んでる事苦しんでる事をゆっくりと書いて、その裏に直観的なイメージ(模様や絵)をかく

できるだけゆっくりと「ああ、私はこんな問題で苦しんでいるのかあ」と一つづつ確認しながら書いていってください。一つ一つ狙い打つつもりでやってみてください。

小さなことでも気になってのは事実なので、大小は気にせずに。

ある程度書き終わったら、最後に「あと他に気になることがないかなあ」と自分に問いかけて、少し待ってみてください。そうするとふわっと出てくることがあります。

この方法では気になる事がすべて100だとしたら70くらいで十分です

「紙に書いたこれらの問題が、どこら辺にいけば気持ちが楽になるだろうと自分に尋ねてみて、その場所に紙を移してください」

宇宙の果てなど現実的に難しく場合は、それを紙に書いて置いておいてください。

全部の置き場所が決まるのに時間がかかる。そして置き場所が決まりそこにおいたら、これらの紙に対して自分が納得いくやり方を空想して、この場でできる処理をしてください。(ハサミ、セロテープ、ライター、ゴミ箱)

 


「その感じがとても良い感じなら、非常に良いです」

 


「どうですか、少し疲れてませんか。自分の問題と関わるのはやはり疲れるものですが、その疲れはしっかり働いた後の疲れのようなものかもしれません」

 


最後に「一体何があれば、これらの問題の処理がスムーズにいくか?」、空想でもいいので、直観的に浮かんだことを話してみてください」「ある人は世界戦争があればと仰っていました。

このワークは頭で考える作業を、取り組みやすい形で「心で考える」作業にしたもの。問題の直面化を心の領域で低負荷で行なっている。このワークは話し合いによる10回分以上、問題に触れている。ポイントは問題に支配されてるのを脱して、自分が問題をコントロールしてその感じを高めることです。

 

 

 

自分の問題を「言葉」にしないほうが、自分の内的問題として純粋に触れやすいのです。言葉にするとその問題と向き合いにくいのです。

 


・自分の言いたいことを言えるのは、(例えつまらないことでも)健康的です。

 

 

 

 

 

 

・素直な自分、素直な気持ち、ふとでてきた言葉、ついつい言ったことなどを重要視する。自分の気持ちや感覚、生きた感心や笑いを伝えてゆく。

(一般的な説明よりも、自分の感覚を語る感じがいいのかも)

 


・ふとなんとなく思いついたとことを大事にして、それを言葉にしてみる

・アレっ?と思ったら10秒以内に話を止めて、アレって思ったことをそのまま聞く。このやり方はおすすめ。

 

 

 

・人は元気だと、物事に立ち向かってゆける、どうにかしようと対処する。けれど気力がなければその環境を諾々と受け入れてしまう。

 


・樹や根っこをイメージし、自分の怒りの気持ちのエネルギーをそこに注ぐ。すると樹や根っこが変わる。エネルギーを注いで樹らがなるようになるのを見守る。自分でイメージを作ろうとしなくていい、ただ行く末をみる。

 


・人への配慮よりも、自分への配慮。

・自分の等身大の心が、相手の等身大な心を促す。(朝倉葉を思い出す)、

 


・こちらから先に誰かに話しかけることは、僅かな攻撃性が含まれる

 


・自己投入による治療技法。〈本物の自分を治療技法とする〉

 

 

 

『精神科医が教える聴く技術』メモ

 

 


相手の話しが聴けなくなるのは、賛成できないから。賛成できれば難しくない

 


・内的世界、心が変われば行動も伴って変化する。行動が変われば相互拘束によってうまくいかないシステムを断ち切れる。

その心の変化を高めるのがカウセンリングが目指してる所だが、短期療法は心ではなく「行動」を小さく変化させることでシステムに介入する。

 

 

 

 


・モノローグを進めると、言葉と感情が「きれいに流れてゆく」。これが心の変化を促す。自分で感情を抑えたり、これ話していいのかな?と規制する意識が緩むと、、、意識下にはない気持ちが流れてくる。

 


・相手の感情の流れが見えてくると、聞くことは安定する。その流れを止めたくないと感じるので、口を挟みたくなくなるのです。

 


・同期しようとせず同期してしまうのは、オーラが混じりあってしまうからかもしれない。強い濃度のオーラを保つイメージで接するとおそらく、自動的に相手の感情がこちらに同期してくることはないかもしれない。やってみるべし。

 


・葛藤=

①複数の両立不可能な願い

②できない・したい

③すべき(理想)・したい(心身)

 

 

 

・心が先に解決し、それを追うようにして現実が解決される。それを本書ではトリックスターとして現す。

 


・笑いは、「緊張の突然の解除」。

精神的に緊張していたものが、何かの拍子に一気にほぐれると笑いに転ずる。

 


・無意識が作り出す自己組織化によって、心は変化し、ひいては現実も変化する。

 

 

 

・心に浮かぶ感情・考え、すべてに対し賛成すると、楽になり、悩みが軽くなる。

 


・自分の心に入り込み探索している状態を保ちながら(純粋性)、外界の雰囲気を感じ取り、この二つを調和してゆく。といい対話的雰囲気になりそうだ。

 


・とにかく音声にして自分の感情や考えを話してゆく、それを内的ポリフォニーとして響かせる、ある程度話したら、内部に耳を澄ませなにが響いてくるか待ってみる。聴いているのは応援してくれる見守ってくれる人々をイメージしながら。

 


・ギャーナヨガは弁証法

治療的面接の工夫と手順(増井・池見)のメモ

 

 


・対話をめぐる物語を考えていると、AIによら将棋、けれだ人を配置するあの図を思い出す。

・人は自分の願いを明示しにくい。分かってきたら治療も早い

 


・「人としての願い」「命としての願い」をすべてリンクさせたような願いを見つけることを注目する

 


・相手と融合したり、面接してると、おそらく本人の感情のエネルギーを受け取り、こちらもそういう情緒になったり持続的な気分を手に入れる。いいこともある

 


・「最悪な時を10としたら、今はどのくらいですか?」と聞く、相手が10より下の点数を言うなら「最悪の時より”少しマシ”なんですね」と返す。

 


・ここには「少しマシならそれで良い」といつ基本的治療理念があり、マシの継ぎ足しで物事はよくなっていく考え方がある。

 


・心の点検、確認(でもこれは工業的な言い回しなので微妙、もっといい言い方ないかな?

 


・なぜ生きているのか?と問う人に「あなたはどう生きているのか?」と問う

 


・なぜとという問いは、いつも重たい

 


・どこに座れば話しやすいか、安心するかを探してください

これは「今あなたにとって良い位置があるように、あなたと問題との間にも良い位置関係があるはずだから、その感覚を大事にしてください」という予告編、あるいは暗示

 


・ちょうど良い位置関係の点検・確認することは、それだけで治療的、30分すれば30分治療になっていた。

 


・空間的、人的な良い位置関係、心地よい位置関係を探そうとしてみる。探そうとしないことが一つの問題となりうる。

 


・治療者自身の、自分の心と相手の心の程良い位置関係を探ること、そんな内的作業は大切。(愛着の文脈

 


・開示と自閉、開示するか否かを相手に委ねる

 


・患者さんが知りたがっているのは、「どうすれば自分はもうちょっとマシになれるか?」という伸びしろの部分

 

 

 

・治療者は善悪を持ち込まず、心の健康と成り行きだけを見守っている。

 

 

 

・「素直さ」、何でも素直に訊いたり確認したりすることは、非常に大きな治療態度のベースになる

 


・カールロジャースの治療者の態度をめぐる三条件、の中で一番大事なものは「治療者の純粋性」、それは本物の私、誠実さ、素直さと捉えてもいい。

 


・原体験に即した素直な言葉の威力。

 

 

 

・「ちょっと待って、今のところ、何だか分からないけど私の中で聞いていて悲しい感じになったんだけど」

 


・「ちょっと待って、こういうこと?」と聞き流すより聞き返す。

 


・同じことの繰り返しで話が進まない時「じゃその◯◯という概念をちょっとの間だけ、ここに置きたいと思うけどどうかな?」

 


・クリアリング・ア・スペース

 


・患者から見た「見立て」を増井はする。

短期的な見立てを聞く。「今はとにかくどうなりたいのか?」「そのためにはどうすればいいのか?」「それを当分の間私たちの目標にしませんか」

長期的な見立てを聞く。「長い目で見たらどんな人間になりたいのか?」

「本人が具体的にどうなりたいか?どんな行動が出来るようになればいいか?」

 


・伸びしろ、成長、余白

・「成長する部分をめいいっぱい伸ばす」「可能性をどんどん引き出す」

 


・能力を「病気になる能力」とまで考える

・治療と言わず、伸びしろと言っていいかもしれない

・「良くなるということに、どのようなイメージを持っていますか?」ことを初めに聞くとのこと。

 


・「相手が常に良くならないといけない」というのは直線的な治り方を考えていると思うので、曲がりくねって遠回りするような治り方が自然だよと考えてみる。

 


・「この人の状態が悪いのは自分のせい」と考えるのは、ある種の万能感であり、そんな考え方をしていたら心が落ち着かなくなるのは当たり前。 

 

 

 

・「気がついてみたら、そう”だった”」

 


・人って意外と願いを抑圧していて、それが治癒力を阻害している。自分に対する思い遣りが大事

 


・支えてるつもりが支えられていたりする。その逆もある。

 


・誰かのために何かをしている、とあまりに思っていたら誰にも為にもならなくなってしまう。

 


・融通無碍

 


・問題自体に「その問題はどこに行きたがってるだろう?」と問いかけてみる

 


・秘密のワーク

秘密に触れずに秘密を扱う。ビンに秘密をいれてその気持ち良い・悪い位置関係を探してもらい、その秘密がどこに行きたがってるかを感じてもらう。

 


・相手の話を聞きながら、「ここに持って行こう」「こんな技を使ってみよう」とかそういうのを考えないで、そこに存在している感じ

 


・生きた技法にするには、その技法を使うタイミングをそのときの空気や相手が教えてくれる。

 


・僕は「何を質問しようか」などとは考えていなくて、自分のスペースに入ってくるものについていってるだけ。スペースの中で響いてるものに触れてるだけ

↑これって現象学的方法だなあと思う

 


・症状をなんとかしようと思うなら、症状からは離れて、別の所に「何か」をつくるほうが容易です。

 


・「何があれば今の状態は少しでもよくなりますか?」

 

 

 

・願いのワーク

こういうことさえ無ければ自分は楽なのに!という主訴を持つ患者さんに

 


「これさえ無ければ自分はとても楽なのにと、思うことを、書いてください。その内容は絶対に見ませんので」

書いた言葉の後ろに、事務的にでいいので「能力」と書いてください。

 


この能力によって自分が助かってる面、救われてるものを、ゆっくりでいいので思いを巡らしてください。

 


ここからはもう少し深い内省が必要で、自分の救われてる面、困ってる面というのは、どんな「願い」から生まれてきてるんだろう?と思いを巡らしてください。

大きくうなずきける度合いによって、その願いの正確性の深さがわかります。その答えは一つでもいいし、複数でもいいです

 


だいたい出たかな? その願いのうち「これっぽいな」とか「うん」と頷けるもの一つ二つ選んで丸印をつけてください。その願いの部分だけを、こちらに教えてくれたらなと思います。

 


そういうふうに願いに基づいて自己規定してみたら、問題は生きる原動力のようなものだと認識できるようになります。

「自分はせっかちだ」と自己規定するよりも、「与えられた仕事をきっちりこなしたい人間だ」と自己規定する感じです、これだと次の行動に移りやすいはずです。

 


・関係の中に問題を投げ入れてみて、関係の中で出口を見つけてゆく

 


・一般論として語ると、他人事のように自分の問題に触れること。他人事のように聞くことが案外大切

 


・「あなたはこうなってますよ」というのはやらない方がいい。すこし押し付けがましくなり、二者関係の泥沼を進めてしまう

 


・「あなたは◯◯だから、こういう行動をするのよね」と人格論を持ち出す弊害。サポーティブではない。

 


・悪い所探し、欠点探しほ面接は多い。(その反対が望ましい)

 


・「良いところ探し」「悪いところの裏」には願いがある、それを見つけようとする。

 

 

 

・意味を持たせないことや、無意味な相談というのは時として効果がある。

必ず決まった時間に、決まった質問をすることで、混乱状態にある人は混乱が静まってゆく。

簡単に答えられる表面的な問いにより、生命体が混乱してる人の温度が下がってゆく。

「ご飯を食べてるか?よく寝れているか?」など。

 


・相手の熱心なことを質問して聞いてみる。教えてもらう意識

 


・上手に黙ること、上手に沈黙することは臨床的にハイレベルなこと。多くの治療者はしゃべる事で安心する。

 

 

 

・「内的世界に侵入する可能性」があると思わせることで、抵抗される。

 


・なりゆきに対する信頼感を持てると、沈黙も苦ではない。

 


・思考の絶対化、今の負の思考が永遠に繰り返されると思うからこそ希死念慮が生まれる。なので「全ては変わってゆく、何事も変化する」ことを伝えるのが、自死の予防策の第一段階。

 


・「どんなふうにそれをしたいのか?」とイメージの中で充分に満足させてあげれば、実際の行動が遅延し回避できる。

(これは死にたいや親殺しの遅延に使われるけど、健康な場合は夢が遅延する状況になりそうだ)

『技を育む』のメモ

技を育む(神田橋條治

 


・現在がいかなるかにおいて、過去の「語り」が異なってくる。そのニュアンスが

 


・「いまでは、、技は真心の裏打ちがあるときに力を発揮する、ことを知っていますが、この常識的な気づきに到達するのに長い年月を要しました」

 


・猫が子猫にする指導法は、言葉を使わないで、「やってみせるさせてみる」やり方だ。

 

 

 

・苦手不得意なものへの三つの対処の仕方

①苦手な場所を避ける

②苦手なものを猛練習で乗り越える

③優れて資質を持ってさて苦手をカバーする

 


・甘えを含む悪戯

 


・知や技の探求でも、円や循環のイメージが得られると到達感があるとのこと

 

 

 

・病む生体の、ある一点を動かせば、後は生体の治癒力が働きだす。

 


・未来予測については、次回来談時までの経過をちょっも書いておくことが技修練の根幹

 


・観察領域を「生理・行動」「気分・情動」「言語」の三つ領域に分けて調和してるか、ちぐはぐかを観察する。

さらにプラスして、相手がこちらに対する心的距離の取り方を「くっ付く」「離れる」「捻くれる」の三つで判断すると秒速で概略が,掴める。

 


・全身から息を吸い、全身から声を発する。骨格全体を共鳴器にするイメージで。

 


・告白を推奨することなく、自己省察を助ける技法

 


・癒しの退行、新展開への退行

子育てのとき親は自然と退行する

 


・資質の開花を助ける学習を積み重ねることが健康な成育ですが、人生はその時々の事情において開花は果たされません。余裕ができた時に、し残されていた資質が開花し始めるのだと考えておくと、治療経過のある瞬間に「これは、新しい自己の資質と発見かも」とアイディアが湧き、対応を誤らないで済みます。

「伸びる機会を与えられなかった、◯◯スペクトラム」の想定。

 


・文字言語獲得以前のイメージ水準の退行は、癒しの効果を持つので、治療状況の中では文字言語を排した「五感領域」を体験するのが治療の効果がある

 

 

 

・同期を用いて相手の癒しの風景を探りだすと、2〜3頃の風景が多い

 


・パターン化は認識活動の効率化でありながら、硬直化である。文字言語以前の退行は、その硬直化から脱する試み。体験のリニューアル、精神療法の基底。

 


・「いま・ここ」における逆転移の開示は、治療に役立つ自己開示

 


・わたし自身の非言語コミュニケーションを相手が無意識裏に受け取ってるなら、相手の非言語コミュニケーションもわたしは無意識裏に受け取っているため、これを認識し、言葉にする。それを意識化できれば事態を的確に察知できるので。

 


・型の有用性、未来への改変可能性を秘めた基本の型を習得させることで、過去からの離脱を図る。そして型を一旦身につけた後は微調整して使ってゆく。このとき過去の型を再利用することもあるだろう

 


・コミュニケーションにおいて、最重要なのは音声。いかに癒しの効果を与えるか

 


・声を発する際、自分の声が相手の声を包むようにしたり、揺すったり揉み解したり、柔らかくなるようイメージします

 


・どの分野でも、受信機能(感受性)を鍛えたければ、情報発信を練習したするのが一番である。

 


・パデル先生のやり方は、「相手との間に箱庭の枠ような確かな雰囲気を保ちつつ、相手の発言に自分の連想を添えて、両者が絡み合い干渉し新たな視野を創出されるのを期待する」もの。この崩壊と再生の体験の中心は、「外界」概念の変革です。

 


・パデル先生がいつも注目してるのは、相手の「内部にイメージされる外界」です。すなわち外界との関わりや悩みや葛藤というのは、「イメージとしての外界」との関わりや悩みとなります。つまり全ては心のドラマ

 


相手の言葉に、自分の自由連想を添える技法は、揺さぶりの力が強い。(スーパーヴィジョンなどで活用してる)

 


・抵抗という言葉を「馴染めぬ」とし、防衛を「工夫」と言い換えることで治療者に支持的な気分を引き起こせることに気づく。

 


・専門的知識を投入するのではなく、まず相手と出会ったら「素の人」として接する。志しと個人的な知恵でやりくりして他者の悩みに対してきたことを思い出すのです。

素人ではどうも悩みに対峙できなかったから専門家が必要となる発想になる、けれどその前段階は素の人として相手と接していた。

セッション終了後には素の人として挨拶をしてお別れする

 


・このような心構えを続けてゆくと最終的に、「常に素の人間が基盤にあり、その下には生物としての自己があり、素人の層の上に専門家としての自己があり、さらにその上に自分が依拠する心理療法があり、その上に最新の知識や新技術が載っているというピラミッド構造が出来あがります」

 


・このピラミッド構造を意識することは大切です。魂のテーマに対応する治療者の能力は、「ピラミッド構造全体」が総体として発揮する。

 

 

 

・相手のフラクタル構造を見抜けない時は、まだこちらの実態把握が追いついていないのだと考えることができる

もうひとつは、フラクタル構造の破綻を見つけることで、「事態の病理性」や「治療技法の有害性」を抽出することが出来ます

 


・秘められている可能性を同定し、引き出す。そして活用する。

 


・その人が何か話したり行動したりするのを観察して、一瞬、命の閃きが見てとれる時、そこに何か可能性が露呈していると判断します。そして新しいサインがないかを観察します。

次にそれを取り上げて、話題や助言にし構築します。

(命の一瞬の閃きは、健康で好奇心を発揮してる瞬間の赤ちゃんや、玉取りしてる子猫の雰囲気を味わうのが有効)

 

 

 

・「明らかに語られていない言葉には、抵抗も反論もできず、意識化に直接浸入することは暗示となる」気づき

から言外な言い分の暗示。

「ボクも考えておくよ」は、「あなたも考えてね」という暗示的命令となりえます。

 


・もうひとつの進化は、「母を憎んでる」と聞いたとき、(人の心は相反する感情を同時に持っているのだから)「本人にとって母は強い情動の対象であり、今は愛より憎しみの方が前面に出てる」の意味で理解するのが正しいだろうという気づきです。

これはのちの治療経過で証明されます。

 

 

 

・意識化されたものは力を持たないというせ精神分析の知恵は、意識下への暗示は力を持つというエリクソンの知恵は互いに呼応する。

 

 

 

 


・新しい環境に遭遇すると、低次フィードバックシステムが呼び出され(退行し)、新たな学習を模索します。この低次のシステムの貯蔵量の豊富さと、呼び出し機能の精練度が事態を左右します。

 


自己実現を求める資質は、僅かな可能性を見出して歪な形で実現を図ろうとします。一見奇妙に見える表現をそんな「自己実現の苦し紛れの発露」であると見抜いた時の喜びは大きい

(鉢のひび割れから根を出してくる盆栽のイメージ)

 


・心身一如的な言葉を,使うことを意識すると、治療活動に深みがでてくる。逆に身体を無視した心だけの言葉は、漢字のみだったり、四字熟語です。

 


・文字文化が音声文化に仮装して身体の世界に侵入した結果が、心身症です。学を断てば憂いなし。

 


・精神療法の核は、相手の既存の体験や、認識を活用を中心にすべき

 

 

 

・相手自身が自ら行ってきた対処努力の回顧・点検をしている中で、対話を通してその作業の助言者としての図式。この図式を採用することで、告白を強要され、批判されて傷つき引きずることがなくなる。

 


・初心を大切にし、かつ前の職種での経験を活かして、みな独自の援助者になるよう助言します。

 


・揺さぶりの効果が高いと分かってなら、話しを聞きながら中途で自由に連想をどんどん話すことは教育的な効果が高い。内的活動を開示することでモデルを示す。

 

 

 

・回想自体に治癒力がある。「退行の治癒力」。

楽しくて充実していた時代を有しているなら、そこに退行することで休むことができる。もしなければ逃げ場がない。つまり内界的な居場所があるかないか。

 


・充実した時代がないと、退行は治癒にならないから、退行を選択肢さないかもしれない

 


・アルコールは脳機能を落とすことで幼児の頃の感覚を楽しんでるのかもしれない。

 


・あるうつ病、「あらかじめ失われた人生」、何度もの挫折

 

 

 

・他者同期は、フォーカシングにも使えるし、目の力の増減=意欲の増減を感覚することで、本人がそのテーマに取り組む意欲があるか、逆にそのテーマに圧っされているかを判別できる。

 

 

 

・本から得られる連想、仮説が楽しいのである。生来の資質ゆえにそれらは導き出される

 


・保冷剤を、鳩尾の前方にかざすして不快感がでるかどうか。でるなら、体内や骨が冷えている

 


・自律神経の不安定と肩こりは、頚椎の歪み・外傷をまずは疑ってみる

 

 

 

 

・人はいかにして心身ともに「健康」となるか?がわたしの今の問いかもしれない

そこに治癒がキーとなり、いかにして人を癒すか治癒するかを推し進めたい

一つは抱え、見守り

・知ること

・冷静な観察者

・未来の改変性を感覚すること

・現状を改変できた時

 

 

 

 

『発達障害は治りますか?』のメモ

 

 

 


・治りやすそうなものなら治す

症状が「揺らいで」いるものは変わりやすい

 


・(命に直接語りかける言葉とは、オノマトペ・擬音だなと気づいた)

・悪い時の症状の中に、本人の可能性がある。

症状の中に治ろうとする力が働いている

 


・みな多重人格、その人格がしていることは通常は知っている。解離性の場合は、その繋がりが絶たれている。だから本人が何をしているかを知ることが1番。訳あって生まれたもの。

 


・幼稚園時代にあったもので、今は使われてないものはないだろうか?と考えてみる

・小さい頃,,畑や海で育ったひとは、今もそのような環境をこしらえてみる

 


・準備が整ったあとに、フラッシュバックの記憶を色々な人に話していくことがptsdの治療になる。取り扱える記憶となる。

 


「それは治療方法だと思うのだけれど、その治療効果はどれくらい持続しますか?」「どんなときにした方がいいの?」と訊く。あとは代わりの行為がないか相談してみる。

 


・自分の脳で解決策を見つけるのが一番

 


・「その空気を読める能力は、かつてどのような機能として発揮していたんだろう?」

 


・克服ではなく、全部活用と考えてみる

 

 

 

聖霊の球体をつくり、そのバリアから感情や声、邪気がぶつかり中まで通さない。必要なものだけ、意味だけが通る。イメージをする。

 


・希望が入り込む余地が減る言葉は使わない、増える言葉を使う

 


・自分で工夫する意欲は成功体験というフィードバックで返るようにする。でなと工夫の意欲がなくなってしまう

 

 

 

・「関わりたくない人は無理して関わらなくていい。でもいることを認めてくれ。攻撃しないでくれ。関わりたい人は友達になっておくれ」

 


・相手のわがままへの対処。自己省察を促す治療でもある。

「その要求はあなたの本質から出てきたものなの?それとも一時の気まぐれですか?あなたの本質から出てきたものなら、これからもそれを維持してゆくことであり、社会の中でどうそれを生かしてゆくか考えてみてね」

「あなたは今ご飯を忘れて本を読んでるけど、これからもそういう人生を送るつもり?」→うん→握り飯でも作る食べながら読むことを許可

 


・自己省察を促す治療とは、今巻き込まれてる世界から、観察者という健康な部分を誘い出してこちらに救い出す操作。するとその観察者は冷静だから、混乱している自分をみる。

観察者を救い出す方法として関わらなくて「それはあなたの本心なの?」という問いになる。

 


・褒められてセルフエスティームが上がるのは二歳児まてで、三歳児になれば褒めは束縛感を感じるようになるを外側からの価値観を植え付けられてるような感じ。

 


・「子供が何か達成した時に、急いで褒めないでね」

本人が喜んだらその喜びは正しいし後は共有するだけ。先に褒めない。

・能動的に取り組むことによって生まれた自信は、達成できた喜びは、何かあった時に本人の情緒を下支えする。

 


・感情を載せないコミュニケーション、「よかったね」は使わず「私はそれを聞けて嬉しいなあ」の雰囲気。

 

 

 

・精神療法の到達点は、自己実現

生来の資質が出来るだけ開花すること。伸び伸び、寛容になり、硬いところが柔らかくなっていく 

 


・大きな夢をフラクタルで小さくして、今日一日の小さな部分としてやってみることをするとよい。大きな目標の縮小版。やってみたらできた感をつくる

 


・その瞬間準備にでてくる喜びが、外側から押し付けられた価値観とあまり縁のない喜び、充足感であったときには、喜びがピュアなものである。

そのために

「朝起きたら今日は何したい?何かしたいことあるかな?も何度も何度も自分に聞いてみる。今日何したいか答えが出なかったら、今から起きて朝ご飯までの間に何々したい、とか小さく小さくしてみるんです。何かしたいことがあったらしてみて、それを毎日やっていく」

すると内なる促しによって行動するという習慣ができる

 

 

 

・「出来るようになった」という感激の喜びはとてつもなく大きい

 


・何のための行動なのか、訓練なのかを種明かしすることで意欲か増す。治療を受けるものには未来という概念を教えたほうがいい

 

 

 

・知識を知らせないで開示しない、というのはマジック,手品のようなことをしたいと思っている。それは支配につながる。あと知識というのはミステルの領域だとも思う。隠す、ことが力を,持つ。力を持ちたい人は知識を開示しない。

 


統合失調症の人は、心の病気といわれるよりも脳の病気と言われるほうが好ましい。責任が軽くなったと感じられるから。腑に落ちることが,必要な脳。

 


・手首から先を使う複雑な仕事は、健康にも脳にもいい

 


発達障害を見分けるひとつの指標は、表情の少なさ

 


・発信を練習することで、受信も上手くなる。受信を上手くできるようになればと思いがちだが逆である。

 

 

 

・一人芝居、身体を使う、役を掴むという報酬、セリフの裏にある流れてる意思を読めるようになる。メンタライズの訓練としてもよさそう

 


・検証法の見つかってない代替医療は、「最先端の実験医療」と考えてます、ぼくは。やってみないと分からない

 


・臨床から研究の出てきてない研究は無意味。

 


・「気持ちいい」を増やしていくだけではなくて、色々な困難に挑戦していくことがやがて「気持ちいい」となるところを目指す

 


・治療者は、相手の人生が、少し先の未来が「よりよい体験」になることを願ってます。

 


発達障害は発達する

・能力の凹凸