プロカウンセラーの聞く技術(東山)メモ

 

 

 

 

・聞き手のみだと疲れる、

聞き手になった時の疲れは、話し手になった時に解消される。ききてと話してを交代するなら疲れにくい。

 


・心を打ち明け、心から聞いてくれるひとには弱い。被暗示性が強くなることを覚えておく

 


・集中して聞くと話し手は癒されます、ただ同時に無防備にになりますので、相手の心を侵襲する危険を孕んでます

 


・直接非難されても、相手の意見として捉えて、応答をする。伝え返したりする

 


・相手の意見に賛成できなくなってくると、相槌もできなくなってくる。なので自分の相槌を注意深くチェックしてみる

 


・「わかる」という相槌は策動を引き起こしやすいので、使わない方がいい

 


・(相手が話したいことを話させ、話したくないことを話させない配慮をもっと磨きたい。話の流れのままに逆らわず任せる、なるがままに、

 


・どこかで会話を切り上げたら、それに乗じる。

誤ってその先を続けると二人の関係が危うくなってしまうので

 


・(話を深めないやり方が書かれているが、自分の方向性ではないと感じる。たしかに大切なものだとも思うが)

 


・(普遍性ある、一般化したもの、「多くの人は」というよりも「私はこういう体験をしてこう感じた」という言い方に置き換えてゆく)

 


・自分のことを話さないことで、侵襲性を下げ、相手が話す機会を増やしている

 


・自己解決を妨げるのではなく、促す

 


・聞くことが最大のケアになるよつなききかたとはなにか?

 


・聞かれたことにしか答えないのパートで、質問されても「そうね」と言って間を置くことを推奨されるが、もっといいやり方がありそう。

 


・どんなに前置きをしても「放った主張の威力は減じない」のである。なので前置きよりもこれから言おうとしている主張を本当に言っていいのか?の視点が必要。

 


・学びたいか学びたくないかを決めるのは、当人の心である

 


・教えるより、教えてもらう態度でいる

 


・「相手の話は相手のこと」と心から思えると、よく聞けるようになる

 

 

 

・質問するのではなく、listenせよ

(質問や尋ねる行為は侵襲性がどうしても高くなるのと、得られる情報がその質問に限定されるデメリットがある。メリットは「視点を開く」ことがある)

 


・話し手は聞き手の人間性を確かめているため、対等でないと感じると会話は止まる。対等だと感じると対話は広がり深まる。

 


・抗議や愚痴に対しては言い訳せず、じっくり聞いて謝るべきところをしっかり謝る。償う必要があるなら償う。そうすると以後その人との関係が良くなる

 


・もし約束を自分が破ってしまったら、相手が何によって償ってほしいかを訊ねて、実行する

 


・みだりに約束しない

 


・本書では聞き方の極意を、相手中心だと語る。相手を中心にした聞き方。

 


・聞き出そうとしない、流れのままに相手が話すのを待つ

 


・事実を聞き出すようなことはしない

 


・「話が飛ぶ」「筋を微妙にずらす」「矛盾する話」

話が飛んでも矛盾してもそれを指摘せず、飛び続けるのを任せる。そのうち思考の筋が見えてくるから安心していい

 


・肝心の話が出てこなくても、出て来るまで待つ

 


・したくない話ほど前置きが長いので、十分に前置きをさせてあげる

 


・秘密や抑圧していたものは明らかになると風化する。発掘し話すとそれは力を持たなくなる。そしてそれはその秘密を大切に扱われた時に生じる。うまく秘密が開かれた時、成長の道もまた開かれる。(へたをすれば破壊となってしまう)

 


・秘密はその内容に加え、「言えないこと自体」がとても重要。言ってしまえば明らかとなり本人に変革を迫って来る。

 

 

 

・自分が病気にもならず、相手を破壊することを楽しむ人は、人の秘密を知りたがる

 


・人はなぜ聞き上手になりたいのか? 今のわたしの答えなら人を癒したいから。

 


・名乗りはまず自分から名乗る