『精神科医が教える聴く技術』メモ

 

 


相手の話しが聴けなくなるのは、賛成できないから。賛成できれば難しくない

 


・内的世界、心が変われば行動も伴って変化する。行動が変われば相互拘束によってうまくいかないシステムを断ち切れる。

その心の変化を高めるのがカウセンリングが目指してる所だが、短期療法は心ではなく「行動」を小さく変化させることでシステムに介入する。

 

 

 

 


・モノローグを進めると、言葉と感情が「きれいに流れてゆく」。これが心の変化を促す。自分で感情を抑えたり、これ話していいのかな?と規制する意識が緩むと、、、意識下にはない気持ちが流れてくる。

 


・相手の感情の流れが見えてくると、聞くことは安定する。その流れを止めたくないと感じるので、口を挟みたくなくなるのです。

 


・同期しようとせず同期してしまうのは、オーラが混じりあってしまうからかもしれない。強い濃度のオーラを保つイメージで接するとおそらく、自動的に相手の感情がこちらに同期してくることはないかもしれない。やってみるべし。

 


・葛藤=

①複数の両立不可能な願い

②できない・したい

③すべき(理想)・したい(心身)

 

 

 

・心が先に解決し、それを追うようにして現実が解決される。それを本書ではトリックスターとして現す。

 


・笑いは、「緊張の突然の解除」。

精神的に緊張していたものが、何かの拍子に一気にほぐれると笑いに転ずる。

 


・無意識が作り出す自己組織化によって、心は変化し、ひいては現実も変化する。

 

 

 

・心に浮かぶ感情・考え、すべてに対し賛成すると、楽になり、悩みが軽くなる。

 


・自分の心に入り込み探索している状態を保ちながら(純粋性)、外界の雰囲気を感じ取り、この二つを調和してゆく。といい対話的雰囲気になりそうだ。

 


・とにかく音声にして自分の感情や考えを話してゆく、それを内的ポリフォニーとして響かせる、ある程度話したら、内部に耳を澄ませなにが響いてくるか待ってみる。聴いているのは応援してくれる見守ってくれる人々をイメージしながら。

 


・ギャーナヨガは弁証法